電気工事士試験2種実技用の工具!おすすめセットと時間短縮の為の選び方

電気工事士試験2種は、平成30年から年に2回受けられるようになりました。
チャンスは2倍になったわけですが、一度で受かるに越したことはありませんね。

実際に実技の試験を受けてみて、これはすごくもったいないな~と思うことがあったので、紹介します。

ぜひ参考にされて、一発で合格されることを願っています。

スポンサーリンク

第二種電気工事士技能試験不合格は10人に4人!

一般財団法人 電気技術者試験センターの試験結果報告によれば、H29年度下期の受験者数25,696人中、合格16,282人、合格率63.4% で、不合格は約37%です。10人中4人弱が落ちているということです。

せっかく筆記試験を通って実技に臨んでいるのに、もったいないことです。

なぜこんなことになるのでしょうか?

筆者の感想では、技能試験は筆記試験よりやりやすいと思います。
13の予想問題が公表され、これを作る練習だけをすればいいのですから。

それでも落ちるのはなぜか? です。

落ちる原因は、欠陥はむろんですが、大半は時間切れによる未完成

です。

未完成は問答無用でアウトです!
とにもかくにも、未完成だけは避けなければいけません!

筆者の試験の時も、周りを見渡してみると、終了時にまだ完成していない人がかなりいました。

技能試験の時間40分は十分な時間でしょうか?!

電気工事士技能試験の時間は十分でしょうか?

予想問題の練習も十分こなして、本番では複線図も5分で描けたとします。
さて残り35分で実作業です。
回りを見ると、皆さんサクサクと進めているように見えます。

練習では問題なくできていたものが、試験会場で制限時間が迫ってくると、焦って思わぬミスを起こしてしまうこともありえます。

一度ミスしてやり直すと、もう時間はギリギリになってしまい、新たなミスを誘発したりもします。

そしてアウトです。

半年から一年をかけて準備してきたものが、時間不足のためにパーです。
(ちなみに、H30からは上期と下期の両方を受けられるようになりました。)

そこで、余裕を持って作業ができるように、作業時間の短縮を考えることは必須のこととなります。

スポンサーリンク

電気工事士技能試験の作業時間を短縮する工具の組み合わせは?

あっという間に過ぎてしまう限られた40分という実技試験の時間では、一つ一つの作業時間の短縮がとても重要になってきます。

適切な時間短縮工具の選定が大事なことになります。

多くの受験生が選んでいる工具のセットとして、定番の宝山のセット HOZAN(ホーザン) 電気工事士技能試験 工具セット DK-18があります。

このセットを基本にした上で、時間短縮のための必須工具を付け加えた形がおすすめになります。

このDK-18は、宝山の永年の経験から選ばれた、技能試験に特化した工具のセットだと言っていいでしょう。

この写真の他に布製のメジャーが入っています。ただ、このメジャーはふにゃふにゃでそのままでは使いにくいので、丈夫なボール紙に貼って使うようにした方が良いでしょう。

または、ストッパー付きのコンベックスを用意するといいと思います。

左に写っているバッグは、試験会場で出し入れするには向いていないので、適当な工具箱を用意したほうがいいと思います。

特に圧着工具P-737は、技能試験には出ないスリーブの大は省いてあり、軽くコンパクトに作られています。

レバーの開きも大きくなく、女性にも扱いやすいデザインになっていると思います。

上がDK18のセットに入っているものです。
下は大スリーブまで圧着できる一般的なものです。
こんなに大きさが違います。重さも違います。

下の写真は、レバーの開きの違いです。片手で軽いアクションで操作できます。

下の写真は、技能試験を受ける方には常識でしょうが、右二つの黄色の柄のものが試験で使えるものです。
左の二つのものはNGです。

また、VVFストリッパー P-958 はストリッパーとして使うよりも、のの字作りとVVFの切断に威力を発揮します。

セットのペンチよりも、レバー比が大きい分少ない力で済み、女性には特に楽だと思います。

電工ナイフは使わない

まあ、試験ではほとんど使えない電工ナイフも入ってますが、象徴として許してあげましょう。

電工ナイフという言葉の響きは、なんかプロっぽくてカッコイイな~と思ってるんですよね。今もそう思ってるんですが、実技試験となると向いてません。

技能試験においては、電工ナイフはほとんど出番がないと言っていいでしょう。

というより、電工ナイフを使うような作業をしていたら、時間をドンドン浪費するようなことになってしまいます。

時間短縮の為にプラスで揃えておきたいおすすめの工具は?

時間短縮の為に是非とも加えておきたい工具は次の二点です。

  • MCCのVA線ストリッパ
  • 合格クリップ

MCCのVA線ストリッパ

HOZAN(ホーザン) 電気工事士技能試験 工具セット DK-18に加えて、時間短縮の切り札MCCのVA線ストリッパ(MCC)VS-R1623(右利き)を揃えておきたい。

このMCCのVA線ストリッパは、被覆のカットから剥ぎ取りまで、ハンドルを握るワンアクションでできるもので、左利き用もあります。

この写真は、筆者が試験の時に使った旧型のものです。

ホーザンにも、これと同様のストリッパーがありますが、MCCをお勧めするのは、理由があります。

その理由とは、ホーザンのものは握り部がクロームと黒の塗装です。
に対してMCCのものは握り部がマットのシルバー塗装です。

で、この握り部によく使う寸法をマジックなどでマークしておきます。
するといちいち寸法を当たらなくても、ピッタリの寸法でシースをはぎ取ったり、芯線の剥ぎ取りが一瞬で出来てしまいます。

ホーザンの方はマークがしにくいという、ただそれだけの理由です。

また、DK18のセットに入っているホーザン VVFストリッパー P-958 は、ワンアクションに比べると、寸法を当たる、マークする、カットし、剥ぎ取るという4アクションが必要になり、時間を喰ってしまいます。

MCCのVA線ストリッパでは、ハンドル部によく使う寸法をマジックなどでマークしておけば、一瞬で済み、相当な時間をゲットできてしまいます。

実際にMCCとP-958で時間を比較してみました。

下の写真左側のMCCは、筆者が試験の時に使った旧型のものですが、握り部によく使う寸法をマジックでマークしてあります。

VVFのシースを100mm剥ぎ取り、芯線を10mm出すということでやってみました。
右側のP-958は34秒 MCCは14秒でした。その差20秒。

たった20秒と思われるかもしれませんが、この作業は平均で14か所くらいあります。
すると P-958では約8分(試験時間40分の20%!にもなります)、MCCでは約3分

その差は5分です。
不合格になった方で「あと5分あればな~」と思われた方は沢山おられると思います。

このストリッパーを使うと、使わない場合に比べて試験時間が45分に増えたとも考えられますね。

のの字作り

とは言え、 P-958は「のの字作り」には威力を発揮します。
二本いっぺんに作れてしまい、時間短縮ができます。

またケーブルのカットも、レバーが長い分、ペンチよりも楽にできます。

ブッシュ十字切れ込み

ブッシュに簡単に十字の切り込みを入れるためには、ニッパーを付け加えるといいです。

ブッシュを折り曲げてつまんで、パチンパチンとやると、あっという間に十字の切れ込みが作れます。

カッターでやるより圧倒的に早いです。ケガする心配もないし。

スポンサーリンク

電気工事士技能試験のさらなる時間短縮に!手が三本問題を解決する合格クリップ

なにやら「合格クリップ」という妙な名前のこの道具。
形も妙です。


例えば、ジヨイントボックスで結線をリングスリーブでする時には、分けてまとめておきたいですよね。

でも、6本も7本も線が林立してなかなか大変で、あ~手がもう一本あったらなーなんて思います。

そんな時に、3本目の手の代わりとして助けてくれるのが、この「合格クリップ」です。

必要にして十分な工具をまとめると

時間不足で不合格になる人が多いので、作業時間の短縮に役立つ工具を検討しました。

第二種電気工事士技能試験時間短縮まとめということで、合格に欠かせない時間短縮だけを念頭に書いてみました。

作業時間短縮のための工具の組み合わせは

  1. ホーザンのDK-18
  2. MCCのストリッパー
  3. ニッパー
  4. 合格クリップ

となります。

ニッパーは手持ちのものでいいのですが、持ってない方はホームセンターなどで購入できます。
ただし1000円以下の安物は買わない方が無難です。

合格の役に立てることを願っています。お役に立てれば嬉しい限りです。

余談ですが、カモジーは、電気火災を経験したことと、パネルソーキットにスイッチを増設する必要があって、電気工事士を取ろうと思いました。

特に電気火災は恐ろしいもので、どこの家や作業所でも起こりえます。

大昔(半世紀以上前)は家のヒューズを取り替えるのは、男の子の仕事でしたね。

現在は昔とは比較にならないほど、電気容量も増えてコンセントの口数も増えて、火災の危険も増えています。

この試験は、比較的受験し易いものなので、この分野の仕事への登竜門としてだけでなく、現代人に当たり前に必要な技術として持っているといいと思います。

スポンサーリンク

コメントを残す