ドリルの刃はいつの間にか溜まってきて、整理しないとわけがわからなくなりますね
皆さんはどうされていますか?
カモジーのところでは、いろいろ使ってみた結果、ストレートドリルに関してはマトリクス収納が一番いいという結論に落ち着いています。
ドリルの刃の整理の方法はいろいろ
ドリルの刃の整理スタンドは円盤型やボックス型をはじめ、いろいろと出回っています。
それぞれ使ってきて、今でも使っています。当たり前ですが、それぞれ一長一短がありますね。
一般的な円盤型のものは、安価で沢山入ってクルクル回せて良いのですが、使いたい径の刃を探すのにちょいと手間取ります。
一番外側の段は、良く使う6.6mmまでの刃が0.1mmピッチで入るようになっていて、径がエンボス加工で書かれています。この外側の段は比較的探しやすいし、戻しやすいです。
しかし、その内側の2段目は6.7~9.6mmの刃が入るのですが、外側の刃の影になってエンボスの数字が見えにくく、真上とか斜めに目を持って行って隙間から覗くといった感じになります。
さらに使っているうちに、削りカスやホコリが乗ってくると見えなくなり、掃除もしにくいです。ですから内側の段は使いにくいです。
この楕円形のものは、2段目を作らずに外周だけで整理するという考えですね。
しかしながら、このクルクル円盤型は、写真の奥のブルーの円盤型にあるように異形のいろいろなものを差しておくにはすこぶる整理しやすく便利です。
これもよくあるボックス型です。据え置きとしても持ち運び用としても使います。また、他の刃とは別の性質の刃を区別して整理するとか、いろいろ使えますが収納量は限られています。
できるだけ沢山入れて、かつコンパクトに作られているので、ピッチ間の寸法が少なく取り出しにくいということもあります。
マトリクス式は使いやすい
このマトリクス式の収納スタンドは、縦に1から12mmまで1mmピッチで並び、横は0.1mmピッチで収納します。
ですから一目で分かります。例えば3.3mmの場合は上から3列めの左から4個目(0から数えるので)ということになります。また戻す時も一目で分かります。
さらにこのスタンドの優れている点は、刃を差し込むと内部で掃除用の金物がクルクルと回って刃に着いた切り粉を掃除してくれることです。また先端を差し込むので危なくありませんね。
下の写真の上に写っているのは、マトリクス式の木工ドリルスタンドを自作したものです。
まとめ
それぞれのドリルスタンドに一長一短がありますが、ストレートドリルに関しては、マトリクス式が一番使いやすいといえるでしょう。
また自作することもできますので、ぜひ試してみてください。
自作する場合の注意点は、例えば3.3mmの刃を入れる穴を開ける時に3.3mmのドリルを使うと抜き差しができなくなるので、3.4~3.5mmのドリルを使ってやるということです。