三か月後の発見!とか、よく一人暮らしの老人の孤独死のことが新聞種になります。
「お一人様の老後」上野千鶴子著を借りて読んで、この本自体の内容ではないのですが、巻末に監察医の解説があり、うむむ~ん~と考えさせられました。
こりゃ~せめて3日以内の発見を画策せにゃいかんなと思ったわけです。
安否確認については、自治体によってサポートはバラバラです。
岐阜県でも、郡上市は電話による安否確認がされているようですが、隣の高山市ではされてなく、聞いてみると「予定はない」という返事でした。
カモジーは自分のことでもあり調べてみました。
そして、ラインの来歴にたどり着きました。
安否確認・高齢者見守りサービス
ネットで調べてみるといろいろあります。警備大手のアルソックやセコムなどの多くの企業が軒を連ねています。メインは法人が対象のようですが、個人向けのサービスも多くあります。
個人向けサービスは、高齢者見守りサービスといったような名前で、月額料金は2,500~7000円くらいが多く、様々な機能が提供されています。
いろいろなセンサーがついていて、基本的にはカメラがついているものと、そうでないものに分けられます。
カメラが付いていると、監視されているようで嫌だという向きもあるようです。
留守中のドロボー監視にも使えるんですね!
lineの既読機能は元々災害時の安否確認用だった
なんかもっと安価なものはないものかといろいろと考えていて、ふと気が付いたんですが、lineの既読機能を使えば、一種の安否確認になるな~と思ったわけです。
う~ん我ながらいいアイデアじゃわい!と思ったのですが、なんのことはない。元々lineはそういう目的で作られたんですね、これが。
既読機能は元来災害時の安否確認用だったんです。恥ずかしながら知りませんでした。
LINEは、2011年6月23日に初版がサービス開始した無料通話機能を搭載したアプリなんですね。
東日本大震災の時に携帯電話がつながらず困っている人を見て作られたもので、災害時には電話回線が使いづらくなるため、LINEの無料通話はインターネット回線を介し、追加料金はかからないようにすると決められたそうです。
また、高齢者ではないですが、一人暮らしの障害者の方で、孤独死を避ける方法として、障害福祉サービスを利用されている場合も多いようです。
収入により利用料は異なりますが、家事援助に加えて、安否確認もしてくれます。障害支援区分によっても異なりますが、無料の人もあり、高くても9300円なので、月に5000円になることは少ないと思われます。
まとめ
最近では、高齢者もスマホやタブレットを使っている方が増えているので、lineの既読機能を使った安否確認が無料だし、有効だと思います。
ガラケー(ガラホ)でもlineができるようになってきているので、利用して最低限の安否確認は実現できるようになりますね。
長い文章を入れなくても、「あ」とか「お」でいいんです。あるいはスタンプだけとか、どちらかが発信して、生きていて、見ることができていれば既読になるんですから、双方でわかります。返信しなくてもわかるんです。簡単ですね!
また、1対1だけじゃなくて、複数のお年寄りグループでラインのグループを構成して、お互いの見守りという形もありだと思います。