面白くてありがたいメガネを見つけました。
自分でメガネの度数を自在に変えられるものです。
100mmくらいまで近づいて、焦点を合わせて見ることができるので、細かい作業にはとても助かります。
焦点距離が調整できる
カモジーのようなものづくりをしている人にとっては、細かいものが見えるというのは、とても大事なことです。
半世紀以上前の中学生の頃から近眼で、眼鏡は不便ではあるけれど手放せません。
年を取って老眼になってくると、いわゆる離せば分かる状態になってきました。
そうなると、離せば分かるのですが、細かく見ようとして目を近づけると逆にぼやけて良く見えなくなるんですね。
だけど、眼鏡を外すと、明視の距離っていうんでしょうか、30cmくらいで良く見えるようになったんです。
これはありがたかったですね。大体の細かい作業はこなせるようになりました。
しかし、例えば0.1mm以下のものを見ようとすると、やはり30cmでは遠すぎるんですね、これが。
この眼鏡は写真のようにあまりスタイリッシュではありません。このまま街に出るのはおすすめ出来ません。
ピントを自由にできるTruFocalsという製品もありますが、これもあまりカッコイイとはいえませんね~
アドレンズという製品はすこしはましで、まあ外出時にかけていてもそれほで違和感はないでしょう。
Uズームプレシジョンも同様です。
カモジーの場合は、作業用に特化しているのでスタイリッシュでなくても差し支えないのですが、アドレンズを入手しました。
二枚のレンズが重ねられていて、ズラスことにより、度数を調整するやり方です。
他に、レンズ内に厚さがフレキシブルに変わる膜が備えられていて、フレーム両脇のダイヤルを回すことでオイルが圧縮され、レンズの形状が変わり、度数が調節できるというものもあります。
いずれも左右別々に度数が調整できるようになっています。
調整の仕方は、両目をいっぺんにやろうとすると難しいので、片目づつダイアルを回して調整するようになっています。
好みの距離で焦点が合わせられる
入手したアドレンズは、26cm~2mの間でピントを合わせるタイプと、36cm近辺のピントを合わせるタイプの二つがあります。
ピントを合わせる範囲が大きいのと、実際にやってみると、10cmくらいでもピントを合わせることができ、非常に細かいところを見ることができるので、こちらのタイプにしました。
高倍率のルーペで見てるようです。しかも両目で見れるので、立体の把握ができて、なお且つ両手が使えるのですごく使いやすいです。
この写真ではカメラの関係であまり大きくは見えないですが、実際には10cmまで近寄ってピントが合いますので、とても小さなものまで見ることができます。
これまでは下の写真のようなものを使っていましたが、やはり固定焦点距離なので不便でした。
実際には、良く使う距離での倍率に調節して、例えば非常に細かいところを見る専用にするとか、モニター専用にするとかの使い方になると思います。
説明書には26cm~2mで焦点を合わせられるとありますが、個人差があります。カモジーの場合では10cm~60cmでした。
まとめ
細かい作業をする人で、良く見えなくて困っていた方には、大変有り難い助っ人が現れたと思います。
好みの距離で焦点が合わせられる。
100mmくらいまで近づいて見れる。
ということで、例えば針の穴に糸を通すなどということが楽勝でできるようになりました。