カモジーは猫のトイレ対策でほとほと困り果てています。
「たぶんネコがいる家では、トイレの躾はしっかりとされているんだろう」
と思っていましたが、ネットで調べてみると意外にも、多くの人がネコトイレの悩みを抱えているんですね。
工房に住み着いてしまうことになったポチというネコも、最初はトイレでしていたのですが・・・
ちなみに、このポチという名前は、女性にはなぜか不評です。
子猫の時のトイレは砂箱だったのに
このポチは、工房から6kmほど離れた交差点の真ん中にチョコンと座って、「このままじゃ轢かれるから保護しろ」とカモジーに保護を迫ったんです。
子猫だったポチに保護を強要されたカモジーは、機械が動く工房に放すと危険だと思ってしばらくは事務所の中だけで、トイレの砂箱を置いて飼っていました。
砂箱といっても、工房では木の切屑が沢山出ますので、砂の代わりにそれを使ったんです。
今思うと、それが敗因だったのかもしれません。
この写真は工房に連れてきたばかりで、とりあえず、木屑のダンボール箱に収容したところです。
生意気にも、ウーとか言って、保護者のカモジーを威嚇しています。(笑)
少し大きくなって、そろそろいいかってことで、工房に出したのであります。
新トイレを発見
解放当初は事務所の砂箱でトイレをしていたのですが、工房の隅っこにある掃除しきれてない木屑が気に入ったらしく、そこをトイレにし始めたのです!
仕方なく新トイレのところに砂箱を置いたのですが、その横にしてしまいます。
ネットを見てみるとトイレの横にするという困ったちゃんは結構多いようですね。
ネコトイレ対策の試行錯誤始まる
「猫のトイレのしつけ、やってはいけない7つのポイント」とか「基本的に猫はキレイ好きであり、あちこちに排泄することはないため、トイレを気に入ってもらうことが成功の秘訣でしょう。」
なんてネットの記事には書いてありましたが、読んでみると大半は猫好きの人で、カモジーのように成り行き上仕方なくという方は、見た限りではおられないようでした。
なかには、布団の上にされた時のために、替えの布団を常に用意しているなんて方もいらっしゃいます。カモジーにはとてもアンビリーバボー!です。
ということで、ネット上のアドバイスはとても実行できそうもありません。
もうクッチャクテたまりません。ネコの嫌いな匂いの消臭剤とかいろいろ試してみましたが、全然効きません!
そうしていたところ、友人が有力情報を知らせてくれました。
それは人間には聴こえないけれど、ネコの嫌いな音波を出すもので、1つの周波数では慣れてしまうので、都度違う周波数を出すというものでした。
ほんとに効くのかな~と半信半疑でしたが、音波を向けてみるとスタコラと逃げていきます。
ということで、これをセットしました。効果はテキメンで、この音波が届く範囲には入って来ません!
ちなみに、「ガーデンバリア」という製品で、大きい方の有効範囲は90度で10m、小さい方は5mです。
「ヤッター 成功だー!」と思っていたら、当たり前ですが、この音波が届く範囲を外れたところが次の新トイレになりました。
ネコトイレ攻防戦
ならばということで、もう1つ購入してハサミ撃ちにしました。で、壁際に設置した10mくらいはなんとかなったのですが、敵もさるもの引っ搔くもの、また臭ってきたので探索してみると、反対側の壁面の機械の裏でやってました!
あちらと思えばまたまたこちらー♫ もういたちごっこのモグラタタキでイヤになります。言ってみればどこでもトイレ状態になってしまいました。
工房はそこそこ大きいので、すべての壁面にこの器械を付けるのはできそうもありません。
それに、さすがのこのスグレモノの器械も2年もすると神通力が薄れてきて、ポチは慣れてしまって効果が無くなってきました。
ただし、よそのネコには効果があります。ですから、不特定多数のよそのネコに悩まされている場合にはお勧めできます。
入り口付近にこれをセットしておくと入って来ません。ですのでトイレ問題からはズレますが、慣れたポチは自由に出入り、よそ者は出入りできないといった面白い使い方はできると思います。
現在は猫が歩きにくい剣山のようなプラスチック製のマットをトイレ候補地のところに敷いて、その上にネコのきらいなという触れ込みのハーブを置いて、かつ消臭スプレーを吹いて、いまのところは、なんとかなっています。
しかしながらネコはなんにでも慣れてしまうようなので、この攻防戦はたぶんずーっと続くんだろうなーとウンザリしている今日この頃です。
まとめ
いまのところ「これだ!」という決定打はないですねー。
ガーデンバリアは一定期間(1~2年)は有効です。
いずれにせよネコは順応性が高いのか、なんにでも慣れてしまうようです。
ただし、よそのネコには有効。
ということで、決定打をここに書けるようにこれからもジタバタすることになりそうです。
トイレ攻防戦のその後
トイレ攻防戦から1年経って、冬場の今は休戦協定を結んで安定しています。
具体的には、木屑が出る木工機械の置いてある工房には、ポチは入らない。
まあ実際には、ネコドアを閉めて入れないようにしたんですが。
工房の倉庫から裏山への出入りは自由というふうにしました。
後ろに写っているのが、裏へのネコドアです。
相変わらず「何か・・言いたいことある・・」 とばかりにポチが睨んでいます
どこをトイレにしているのかわかりません。
工房の裏か、裏山でしてるんだと思いますが、とりあえず臭いませんので、まっいいかということになっています。
だけど、夏場になって、工房のドアを開放するようになったらどうなるか、分からないですね~
面白く、興味深く読ませていただきました
私の小さな庭先にも
猫の糞が毎日のように
あります
ここダメシートを
引き締めようかと
思いました
それと 猫の名前は
ポチはかわいそうです
せめて、ポニョにして
欲しいです