軽トラのキャンピングカーが人気のようです。
荷台に作り付けた物や、使わない時は、降ろして、普通の軽トラとして使えるものとか、さまざまです。
一番単純なものは、荷台にドームテントを置くだけなんてのもあります。
平らなところに寝れて、雨露がしのげるのでOKなわけです。
軽トラキャンピングと言っても、ピンキリで、購入するとしたら、200万円をオーバーするものから、40万円台の自作キットまでさまざまです。
ここで紹介するものは、とにかく
- 安く作れる。
- 早く作れる
- 組立が簡単。
- 保管に場所を取らない。
という軽トラキャンピングを自作するという記事です。はなはだ不細工ではありますが・・・(笑)
今すぐ軽トラキャンピングがほしい
急に2~3日間、宿もない所に行くことになってしまった。
とか、すぐにでも軽トラキャンピングが必要になった人や、したくなった人は、思い立ったが吉日。
設計と材料集めで半日、加工で半日、10分で組み立てて、即出発。と行きましょう!
朝思い立ったら、夜には出発です。
簡単な軽トラキャンピングの作り方
主な材料は小割とコンパネとトラックシートだけです。
大きいサイズ(高積用)の軽トラ用のトラックシートを使います。
材料費は約2,000円(トラックシート別)
製作時間は10時間、組立時間は10分
最低限の要件は
- 雨露がしのげること
- ベッドがあること
- ベッドに座った時に天井に頭がつかえないこと
- テーブルがあること
くらいでしょうか。
さて作りましょう
まず、小割で四角の枠を二つ作ります
これをトリイと横のアオリに取り付けます。
前の軽トラのスズキキャリーでは、トリイに8mmのリベットナットを付けて、ノブボルトで取り付けられるようにしていました。
今回のスバルサンバーでは、さらに簡単にして、タイベルトだけで取り付けることにします。
タイベルトは付けたり外したりできるようにするために、リピートタイプを使います。
二つの枠の前部の上下をそれぞれトリイに固定します。
二つの枠は水勾配を付けるために、高さを違えてあります。
また、角はシートが破れないように丸めておきます。
片方の枠の後部はアオリに固定します。
このままでは形が決まりませんので、二つの枠をベッドになるコンパネと補強板・補強棒でつなぎます。
これで構造は成り立つので、シートをかぶせれば出来上がりです。
はなはだ不細工ではありますが、なんと簡単な! でしょ?
この写真は前のスズキキャリーの時のものです。
トラックシートは、2tダブルキャブ用の2450x2500mmのものを使います。
軽トラの高積み用と表示されている場合もあります。
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保管のスペースはごくわずか
ばらせば平面になるので、壁に立てかけるなどして、保管の場所に困りません。
テーブルの上に乗っているのが構造材のすべてです。
1セットの枠とベット用の板、補強板、トラックシートです。
使い方
ベッドの合板には、キャンプ用品の銀マットを敷きます。
カモジーの場合は、この上に寝袋を置いて寝ています。
高所極寒用の寝袋なので、厳冬期でもぬくぬくです。
あると便利なもの
- 昇り降りがし易いように踏み台を使います。
- 外からの目線を遮れるように、運転席の窓にカーテンを付けます。
-
テーブルは収穫かごに板を乗せたものです。
収穫かごは荷物入れにも使えるし、スタッキングもできて、はなはだ便利に使えますのでオススメです。
まとめ
思い立って一日で出来る、軽トラキャンピングを作りました。
製作上の要件は
- 安く作れる。
- 早く作れる
- 組立が簡単。
- 保管に場所を取らない。
居住面での最低限の要件は
- 雨露がしのげること
- ベッドがあること
- ベッドに座った時に天井に頭がつかえないこと
- テーブルがあること
を念頭に置いて作りました。