カモジーのギターの指板には結界がある!
3フレ結界といいます(勝手に名付けました)。3フレ結界とはなにか?
それはその結界があると、そこから先に指が行けないという障壁のことです。
いつまでたっても初心者(カモジーのことです)の、この難攻不落の3フレ結界をぶち壊せるものと出会うことができました。
とってもウレシーです。
3フレ結界バスター
まずは、この結界をぶち壊せるものの正体を明かします。
「3フレ結界バスター」と名付けました。
先日ユーチューブでカモジーにとっては衝撃的な動画に出くわしたのであります。
それは「いちむらまさき」さんという方の動画と、動画と関連した本です。
動画はこれです。
関連する本は「ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論 600個のコードを導く7のルール」です。
もう一つの本は「楽譜を見るのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ」です。
とにかく、めちゃくちゃわっかりやすい!
何とも分かりやすくて目鱗ボロボロでした。すぐに書棚に何冊もあるコードブックを捨てようかと思ったほどでした。
「コードの覚え方」と同じような題名の本は何冊も買っては本棚の肥やしにして来たのですが、今度こそという感じです。
この半世紀(大半はブランクですが)のウニウニは一体何だったのかと思いました。
今は嬉しくて仕方ありませんが。
「楽譜を見るのがうれしくなる」に至っては、楽譜を見ると頭が痛くなるカモジーにとっては嬉しくなりますが、本当かいなと思いつつ注文しました。
よ~し3フレ結界をぶっ壊すぞー
3フレ結界は如何にしてうまれたか?
今を去ること半世紀、当時流行っていた「禁じられた遊び」に魅かれて沢山の学生がギター部に入部しました。まぁ10人中9人はそうだったでしょうね。
カモジーもその一人で、10人中9人と同様に1年だけでしたけど。
クラシックのギター部でしたので、譜面を見て音符を拾っていくのですが、3フレット以内の所は馴染みが出来てくるんですね。
だけど、それ以上の音は音符を見て1個2個と数えて、フレットを1個2個と数えて、ああこの音かといった具合でした。
それで、4フレット以上は苦手意識が出てきて、仕方ない時以外は行きたくなくなってきました。
3フレ結界は強力
数年前に半世紀のブランクを経て、また触るようになったのですが、強力な3フレット結界はしっかり生きていて、相変わらず4フレ以上は行かしてくれません。
ここ高山で、クラシックギターのアンサンブルやマンドリンのグループに混ぜてもらって、伴奏をすることになりました。
ですが、なにせコードにも3フレ結界が効いていますので、オープンコードしかダメで、Gmなんていちいちコードブックを引っ張り出してこないと分からない状態です。
譜面に6弦とフレットの図(指板図ダイヤグラムというらしい)を書き入れておかないとならない状態でした。過去形で書きましたが現在進行形です。
ユーチューブの動画で、高いフレットの辺りを自在に弾いているのを見て、カモジーにはとても真似できないなーと思いつつも憧れていました。
楽しくやりたい
松本の椅子展の木工仲間と3人で時々合奏をするのですが、カモジーを除いた2人は高いフレットの辺りを自在に弾いて楽しそうにしているんです。
カモジーはいいないいなと言っていただけで、手も足も出ませんでしたが、3フレ結界バスターを知ったおかげで仲間入りができて楽しくやれそうです。
カモジーがクラシックの曲を弾いているのを見て、木工仲間の二人は「楽しい?」などと聞くのですよ。そう言われて改めて思うと、譜面通りというのは、楽しいという感じではなかったんですね~
ここに来て、昔のギター部の仲間と半世紀のブランクを経て、なんかやるべーとなったのですが、ガチガチのクラシックはもうできないというか、パワーがないというか、やりたくないという感じです。
なんか楽しいのをやりたいということで、童謡の「きらきら星」をチェット・アトキンス風にというか、チョットだけアトキンス風にという感じでということになったのです。
3フレ結界バスターは強力な助っ人になってくれそうです。
また、いちむらさんのパワーコードの動画を見て、これならカモジーにも初見で憧れの歌の伴奏ができるじゃんと思えました。楽しみになってきました。
まとめ
今は3フレ結界をぶっ壊すことでワクワクしているところです。
カモジーと同じような3フレ結界を抱えて悩んだり諦めている方は、是非ともこの3フレ結界バスターを試してみてください。