夏休みも半ばを過ぎると急に気になり出してくるのが、まだ終わってない夏休みの宿題のことですね。
ドリルや読後感想文などなど、盛り沢山ですからね。
とくに自由研究は時間がかかる印象が強く、後回しにしてしまうケースが多いです。
そこでこの記事では、サクッと自由研究の宿題を終わらせるために…
- 面白くてためになる
- お金も時間もかからない
- お父さんお母さんも学べる
- 級友も先生もうならせる
こんなとっておきの題材を紹介します。
短時間で簡単にできる半面、深い背景や歴史、力学的な考察を含む幅広い勉強ができるスグレモノ。しかも無料でできるのも嬉しいですね。
とくに、明日が始業式なのに、まだできていないという小学生のお子さんにおすすめです。(^^)/
この簡単早業の題材は「ダビンチの橋」というものです
そうです。あのレオナルド・ダ・ヴィンチが考案した、釘を1本も使わないで成り立つ橋なのです。
早業と言いましたが、どのくらいの時間なのでしょうか? 気になりますね。
なんと材料集めから完成まで、多くかかっても1時間でできてしまいます!
ちなみにユーチューブに出ている例だと、約3分で作っていますよ。
もう明日が始業式なのにまだ出来てないなんて時だったら、是非試してみてくださいね。
レオナルド・ダ・ヴィンチが活躍したのはルネサンスの時代ですね。
当時はまだ国という概念がなく、貴族たちが争って領土を取ったり取られたりしていました。
天才的軍事技術者でもあったレオナルド・ダ・ヴィンチは、自らの就活のために貴族達にアイデアをいろいろとプレゼンテーションして売り込んでいた訳ですが、この橋もその中の一つです。
余談ですが、ここに紹介してる本はその時のスケッチと復元模型です。ただし、この橋は載っていません。
橋のない川に速やかに橋をかけ、また解体する方法です。馬車で運んできた数本の丸太を組み合わせるだけでいいのです。
わざわざ運ぶのではなく、川の畔の木を切り倒して作るという方法の方が現実味を帯びていますね。
この橋の現代版は、自衛隊の仮設架橋特装車です。3.11東北大地震の時も、大活躍していましたね。
それでは早速作りましょう
割り箸を15本用意します。材料は基本的にたったこれだけです。ビックリです!
この写真は、少ししっかり作った原理モデルですが、材料が割り箸で、このようなエグリの加工をしていなくても同じようにつくれます。
このダビンチの橋の作り方は、ネットに沢山出ています。それらを参考に作ってみます。
1.始めに二本の割り箸を縦(自分から見て)に置きます。
2.次に、その上に横に2本置きます。
3.真ん中辺りに縦に1本置きます。
4.先に置いた縦の割り箸(ここでは右側の)をバランスを取りながら持ち上げて、向こう側と手前側に1本ずつ横に差し込みます。
5.もう片方も同様にします。
この9本で原理モデルは完成ですが、もう少しやりましょう。
6.端の二本の横棒の下に手前から縦棒を差し込み、4の手順と同様にします。
7.もう片方も同様にして完成です。
木の小枝で作ると、その昔、ルネサンスの時代に川の畔の木を切り倒して橋を作ったイメージが湧いてきますね。
組立は、特に補助がなくてもできるのですが、組立途中で要所をセロテープなどで仮止めしておくと、より簡単に組みあがります。接着をする場合は必要ですね。
組立とバラシを何度でもできるので、お父さんとお母さんも、お子さんと一緒に立体パズルとして楽しめると思います。競争だとお子さんの方が早いかもしれませんね。
組立には釘や接着剤は必要ないのですが、学校に持っていくものについては、運んでいる途中で分解しては困るので、接着剤を使ってしっかりと固定しましょう。
その際に、接着剤で固定した提出展示用ものと、組立前のもの(割り箸だけ)を用意すると、原理が分かりやすくていいでしょう。
接着は、1日の余裕があれば、普通の木工ボンドでいいですが、時間の余裕が無い場合は、木工用の瞬間接着剤がありますので、そちらを使うといいです。
いよいよ時間がなくなれば、割り箸だけを持って行って、その場で組立るという手もありですね。もちろん組立の練習はしておく必要はありますが。
まとめ
時間が無く、切羽詰まった時には
- 簡単に
- 短時間で
- 無料で
作れるダビンチの橋を是非試してみてくださいね。
明日が始業式で半ベをかいてる小学生に贈ります。役に立てれば嬉しい限りです。